心理というと堅苦しい感じがしますが、身近な出来事として面白いなと思ったことを数点書いてみます。
まず、よくあるのが電車などで座るシートの位置ですね。この間、電車に乗ったとき観察していたのですが、ガラガラに席が空いていると、8~9割型の人は端に座ります。
もちろん、寄り掛かれるからという理由があるのは当然考えられますが、人との関わりを出来るだけ避けたいという心理が働くのでしょうか、ほとんどの方が端に座ります。
以上は場所という観念。
もう一つは価格の観念です。
人は安いものが基本好きだと思いますが、自分の価値観より安すぎるものに対しては何か警戒を張るといいます。経験があると思います。
価格が3種類あって上位版は結構高くて手を出せない。一方、一番安いものは安す過ぎて大丈夫なのか?とも思ってしまうこと。
結果、一番安いものは購入せず、中間のものを買うといった心理や行動を結果的にしてしまう。これが正しいかどうかは別にして、そういった行動を知らず知らずにしてしまっている事があるといいます。
実はこれ店側が一番売りたかった商品がその中間価格商品だったりすることも少なくは無いのですけれども。人の心理を読むことでビジネスや人間関係などもある程度はコントロールできてしまうのかもしれません。
こう考えていくと、自然な心理で自分が動いているのか、もしくは心理コントロールされているのか、自己を見つめてみるのも面白いですね。